知磨き倶楽部

書評及び海外ニュースの紹介等を中心とした情報を発信します

カンボジア

【カンボジア】米ドルが依然として80%以上を占めている

カンボジアに投資する際の一つの魅力が「米ドル経済」であると言われます。 現地には法定通貨である「クメールリエル」が存在していますが、歴史的な背景から米ドルの流通割合が圧倒的に高く、給与の支払を始めとして米ドルが利用されているのが現状です。 …

【カンボジア】IMF担当者が語るカンボジア経済の展望

半年毎に経済成長見通しの大幅アップデートを行なっているIMF。4月に発表されたレポートでは、カンボジアの2022年成長見通しを5.1%としました。 2月の小幅アップデート時には5.6%と置いていた見通しを引き下げた格好になりますが、その辺りの背景について…

【カンボジア】入国条件が大幅に緩和(ほぼ撤廃)

事前の噂など聞いたことがなかったのですが、カンボジアから、かなり唐突に入国条件が大幅に緩和されるというニュースが出てきました。 これまでは、到着前72時間以内(運用上は出発前72時間以内でOKと言われています)の陰性証明書、到着時の簡易検査、ビザ…

【カンボジア】譲渡益課税の導入を2024年1月へ再延期

不動産投資を考える際に課税についても頭に入れておくことは重要です。投資の際には存在しなかった税金が導入された場合はお手上げですが、投資時に分かっているものくらいは押さえておきたいもの。 以前にも記事にしましたが、カンボジアには発効待ちとなっ…

【カンボジア】地場大手財閥のRoyal Group傘下企業がプノンペン経済特区社の持分45.09%を取得

カンボジア王国の首都プノンペンには、プノンペン経済特区という国内でも有数の経済特区(工業団地)があります。経済特区の開発運営会社はカンボジア証券市場に上場している会社で、日本人が社長を務めていることもあり、日系資本が当初から関与する経済特…

【カンボジア】【ベトナム】国境画定協議に進展

日本で暮らしていると意識することがほとんどないものの一つが「国境」の概念じゃないでしょうか(領土問題はありますけどね)。大陸に渡ると、国境が未だ画定してない場所がある、ということに新鮮な驚きを感じてしまったりします。 今日はカンボジアとベト…

【カンボジア】隔離緩和検討の動きに外国人ビジネスパーソンから歓迎の声

カンボジアは現在、入国後14日間のホテルでの隔離が全入国者に対して義務付けられています。実際はどうかはともかく、2021年2月に隔離ホテルを賄賂を使って抜け出した中国人が国内感染を広めた(それまではなかった)ことがロックダウンに至る事態を引き起こ…

【カンボジア】カンボジアが「White Building」をオスカーに出品

僕はあまり映画を観ないのですが、アカデミー賞の話題くらいは興味があったりします。まあ受賞した映画すら観てないわけですが(汗) 東南アジアのニュースを眺めていると、カンボジアから次のアカデミー賞に立候補する作品のタイトル「White Building」が気…

【カンボジア】2022年1月から譲渡益課税を導入

新型コロナの影響で発効が延期されていたカンボジアにおける不動産等の譲渡益課税ですが、カンボジア政府は2022年1月から以前のアナウンス通りに導入を予定しているようです。 今日は、譲渡益課税導入の記事を読みながら、以前に発表のあった課税の内容を見…

【カンボジア】投資家のための家賃保証の留意点

国内であるか海外であるかに関わらず、不動産投資を行う際に重要な検討事項として「賃貸できるのか(テナントが入るのか)」という点があります。現地に住んでいない海外不動産投資の場合、この点の検討がなかなか難しく、いくらメインは転売による売却益を…

【カンボジア】過去12ヶ月で500人以上の中国国籍保有者がカンボジア国籍を取得

日本人によるカンボジア国籍の取得と言えば、真っ先に思い浮かぶのが猫ひろし氏です。賛否両論あったと思いますが、個人的には認められた手続きに則ったのであればいいのではないかと思っています。 猫ひろし氏とは事情が違いますが、カンボジアでは外国人は…

【カンボジア】2021年の経済成長率を2.5%へ下方修正

東南アジア周辺諸国と同様、新型コロナの感染拡大(死者数も増加)に苦しんでいるカンボジア。在カンボジア日本大使館からのお知らせや現地の方のツイートなど見ていると、公表数字に疑義も呈され、実態は公表数字以上に悪い可能性も。7月30日からは再び夜間…

【カンボジア】初のGrowth Board上場案件のIPO説明会を視聴して

ここ数年、ずっとカンボジア証券市場を観察していますが、設立以来ずっと上場会社が存在しなかったGrowth Boardに、漸く1社目の上場が承認されました。 これからブックビルディング期間が始まる予定というタイミングですが、たまたま上場説明会をオンライン…

【カンボジア】プノンペン不動産市場は格安で厳しい時期

カンボジアの首都プノンペンの不動産市場は、なかなか厳しい状況のようですね。国際的な仲介会社や鑑定会社、不動産市場調査会社の進出が少ないカンボジアにおいて、CBREはかなり頑張っていて、市場の状況を伝える記事の元ネタの多くが彼らのレポートを基に…

【カンボジア】カンボジア証券市場は買い手市場

以前に本ブログでも取り上げたカンボジア証券市場。2021年6月16日に同国最大の商業銀行にして唯一の上場銀行であるAcleda銀行の従業員持株会による株式売却が承認されたというニュース以来、同行の株価が大きく落ち込んで推移しています。 まだ半月ほどです…

【カンボジア】首都プノンペンの私立学校が危機

新型コロナによって教育も困難に直面し、新しい教育方法がいろいろと模索されていることと思います。我が子を見ていても、年齢が下がれば下がるほど、オンライン授業ではなかなか対応できない場面が増え、教育関係者も非常に悩ましい状況に陥っているであろ…

【カンボジア】Acleda銀行株が大幅下落ー従業員持株会による売却承認で

カンボジアの最大手にして唯一の株式上場銀行でもあるAcleda銀行。従業員持株会社が24%強の株式を保有していましたが、その一部について市場売却の承認が降りたということで株式価格が下落しています。 久しぶりにカンボジアの株式市場を見ながら読んでいき…

【カンボジアニュース】保健省発表の統計資料がワクチン接種プログラムの成功を示す

最近、カンボジアの報道をネットで見ていて思うことなのですが、COVID-19に関する数字の公表内容が変わってきています。感染者の増加傾向が続く中、行政も数字のとりまとめが大変なんだろうなとは思いつつ、以前は州ごとなど細かく開示していた数字が姿を消…

カンボジア: 日経新聞はカンボジアに対して偏見を抱いている

なかなか刺激的なタイトルが目に入ってきたので、連日になりますが、カンボジアの記事を読んでいきます。 www.khmertimeskh.com