ー 緩募 -チェックしておくべき海外英字ニュースサイト(東南アジア)
今日は、僕が日々チェックしている海外のニュースサイトをご紹介します。
日本の媒体だと、「左寄り」とか「右寄り」とか「政権の広告媒体」とかいろいろな性格が分かりますが、住んでいない国のニュースって、それらが分かりにくいところが、まだまだ情報収集の課題だと思ってます。
「ここも見ておくといいよ」「そこ見てるなら、比較でここも見ないと」と言ったアドバイス、緩募です。
1、中国
いきなり東南アジアじゃないですが、東南アジアは中国の影響抜きには物事考えられません。中国系の媒体でどういう情報が取り上げられているかを見ています。
2、シンガポール
小国ながら、一人当たりGDPでは日本も軽く凌ぐ東南アジアの先進国。華人系が経済を支配し、情報・人・モノ・カネの巨大なハブにもなっています。
CNAはシンガポールというより、カバーしている東南アジア全域のニュースを俯瞰する目的でチェック。シンガポール国内のニュースはThe Straits Timesの方をよく見ます(最終的には被りますけど)。
3、マレーシア
最近あやしい感じもしますが、マレーシアは東南アジアの優等生として他の東南アジア諸国に先駆けて発展してきました。東南アジア諸国の中では、外国人でも土地の所有権が保有できる(最低価格制限はあり)唯一の国なので、不動産関連に興味があるなら押さえておくべき国だと思います。
The Edgeは経済・金融に振り切った媒体で、一時期マレーシアの株式マーケットをウォッチしていた名残で今もチェックしています。
4、タイ
タイは今やシンガポールに次ぐハブとなっています。不動産ビジネス的には、日系大手の進出も多く、競争が激しくてなかなか旨そうな種を見つけるのは難しいですが、アセットアロケーションの観点からは外したくない国です。プライベートで訪れるのも楽しい国なので、ビジネスに限らず、割と幅広にニュースを見ています。
5、カンボジア
小国ですが、タイとベトナムに挟まれ、陸路物流の戦略的な位置を占めるカンボジア。日本では相対的に情報が少ない国でもありますが、平均年齢も若いし、まだまだ成長余力のある面白い国です。
Khmer Timesは明らかに政権寄りな媒体ですが、わりと反政権な意見を書いていた媒体は取り潰(自粛)
6、ベトナム
ベトナムは東南アジアの中で今、最も勢いのある国かもしれません。勤勉な国民性と1億人という人口は、高度成長期の日本を彷彿とさせます。社会主義という体制の難しさはありますが、やはりウォッチから外せる国ではないですね。
7、インドネシア
インドネシアは東南アジア最大の人口を誇りますが、フィリピンと同様、地理的に大陸にないということもあってか、影響という意味ではやや遠い感じはしています。グループ会社が存在しているので、一応見るという程度で。
ミャンマー、フィリピンは自分の仕事的にもやや遠いので普段はチェックせず、CNAなどがカバーしている範囲で見ています。
ラオスはチェックしておきたい国なのですが、Vientiane Timesのウェブサイトが恐ろしく閉鎖的というか、情報発信する気があまり見られないので、これも他国のニュースサイトが発信する情報を頼りにしてます。
東南アジアニュースの日本語媒体だとNNAという配信サイトがありますね。現地での日系企業の情報なんかはここの方がカバーしてくれてます(現地ニュースでは取り上げられないレベルの話が多い、というのも哀しいですが)。ただ、サブスクリプション料が高いので個人向きではないのと、抄訳なので結局元の媒体に当たる前提で、ざっと見出しを眺める程度です。
これ、読みやすくて良かったです。