知磨き倶楽部

書評及び海外ニュースの紹介等を中心とした情報を発信します

5/4: 海外ニュースピックアップ

1. ACLEDA Bank IPO due this month | Khmer Times

2. Ministru says letter on reopening schools is fale news | Khmer Times

3. Angkor Wat recotds a 99.5 percent drop in monthly revenue | Khmer Times

4. Thailand reports 18 new coronavirus cases, Bangkok’s Chinatown comes alive as restrictions ease | The Straits Times

 

 

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カンボジア最大の商業銀行であるAcleda銀行の上場予定日が、「5月中」というのが、まるで規定路線だったかのように報道。いやいや、5月4日(今日)だったよね。システムへの登録に3週間かかるなんていう手続き上の話は今までの上場案件でも聞いたことがなければ、そもそも目論見書のスケジュールにも入ってない。

5月1日に取り上げた記事でもなぜか上場予定日に触れていないことが不思議だったけど、この伏線だったか。

 

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カンボジアで休校措置解除の話がSNS上で流れたけれど、フェイクだと保健省が公式発表。3週間ほど新規感染者ゼロの状況が続くカンボジアながら、この辺りの措置の解除は未定となっている。

インターナショナルスクールでは学費を下げろという抗議活動が起きてたり、教育周りが騒がしいカンボジア。街中の人々の行動が平常運転に近い状況になってきているように見えるからこそ、手綱を緩めたら感染が爆発的に広がることを政府は警戒している模様。

 

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COVID-19によるカンボジア観光関連業への打撃は深刻。目玉のアンコールワットでは入場料収入が、昨年4月のUS$7millionから、わずかUS$30,000弱へと99.5%の減少。

中国でのCOVID-19感染拡大が収束ムードになり、中国国内では「リベンジ消費」が盛り上がっているというが、中国人旅行者がアンコールワットにも戻ってくるか?

 

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5/3から非常事態宣言に伴う措置の一部が緩和されたタイ。バンコクの小規模レストランなどは店内での食事も可能となった一方、夜間(10時以降)の外出禁止命令は継続しており、まだ経済(特に夜の)の復調には時間がかかりそう。

この緩和によって人の外出や接触は明らかに増えるだろうが、その後に感染ペースがぶり返すようなことがなければ、周辺諸国などのよいベンチマークになれそう。 あくまでも「要請」を貫く日本と、一旦「禁止」にして無理やり接触機会を奪う政策を取るタイなどのアジア諸国。効果は後者の方が高く、早く現れそうだけどねぇ。