5/11: 海外ニュースピックアップ
1. Naga3 'creating more tourism' | Khmer Times
2. Factroies echo GMAC's apeal for rent relief amid pandemic | Khmer Times
3. Hong Kong company sells residential land at loss in rare move citing uncertain property market | The Straits Times
4. Regular air travel not lifting off - Khmer Times | Khmer Times
1. Naga3の計画アップデート
プノンペンの中心部で計画が進むカジノリゾートNaga3。Naga Groupがプノンペンにおけるカジノの独占的営業権を付与されているため競争は皆無。多くの中国系旅行者を惹きつけてきたのは疑いようのないところ。
高級ホテルチェーンのJW Marriot(Courtyardブランドは進出済)、Grand Hyattとの協議を行っているとのこと。どうなっちゃうのかな、プノンペン。
2. 縫製業等の業界団体が再度、家賃支払免除を求める声明
カンボジア主要産業の縫製等業では工場家賃の支払猶予(最低30%、3~6ヶ月)を求める声明を各工場所有者宛に出している。操業停止している工場も80を数え、労働者への影響も甚大。
難しい問題だ。所有者も、保有資産を売りたくても売れない状態に陥っているのではないだろうか。こんな状況だと、所有者が売りたい場合、工場を閉鎖してもらうのが最善解になっちゃわないかな。カンボジア経済にとっては全く最善解ではないけれど。合成の誤謬。
3. 香港不動産案件で珍しい、政府からの落札案件を損失出しての売却
香港不動産マーケット。政府入札で2018年11月に落札した土地を2割ほどの損失出して売却したという話。香港でのデモ活動以来、不動産市場の先行き不透明感が高まっていた中での、COVID-19発生もあって、こういう選択もやむなしというか、英断というか。デベロッパーの性としては抱えてたかったはずだと思う。
4. カンボジア航空が乗客数回復までに厳しい見通しを示す
カンボジアのナショナルフラッグキャリアであるカンボジアアンコール航空が、旅客需要の回復までにはCOVID-19収束後1年程度はかかるだろうと予測。現在は2日に1便、プノンペンーシェムリアップ間のみ運航。
気になるのは49%を保有するJVパートナーであるベトナム航空による持分売却の件。中国系の投資家への売却が詰めに入っている模様。また一つ進む中国化。