4/28: 海外ニュースピックアップ
1. Over 130 factories in Cambodia suspend operations | The Star
2. CCC unanimously okays emergency draft law | Khmer Times
3. Bangladesh garment factories reopen, defying virus lockdown | Khmer Times
カンボジアの最大の輸出産業である縫製関連業(The garment, footwear and travel goods industry)で、130以上の工場が操業を停止し、100,000人近くの労働者に影響が出ている。全体で工場数が1,100程度、労働者数が750,000人程度だそうだから、10%以上の割合。
カンボジアで緊急事態宣言を行うための根拠法が実質的に成立。残りは国王による署名のみだが、健康チェックのため中国滞在中で帰国できないため代行者による署名が行われる予定。
ことさらに「自由で公平な」選挙で選ばれた政府を強調しているあたりがカンボジア。日本的な感覚で見ると不自然極まりない言い方。
緊急事態宣言がなくても、州間移動は制限したし、店舗はクローズさせられてるし(緊急事態宣言してもできない日本とは大違い)、なんでわざわざ急いで成立させる必要ある?って思われても不思議じゃない。
数々の既存の法律を見る限り、時間かけて作ろうが、法律としてはあまりきちんとしていない(抜け=裁量の余地、が多い)と感じているが。
バングラデシュの縫製工場が、COVID-19によるロックダウン措置に反抗して操業を再開。コロナウィルスも怖いが、明日の食事に事欠く方が怖いと、個人の視点としては理解できる話だけど。普段バングラデシュはカバーしてないけど、政府の支援とかないんかな。
一時的に注文がさばけても、バングラデシュだけコロナウィルス沈静化できなかったら、その後が大問題だと思う。今日も辛いが、明日も辛い。こういう国こそ政府なり国際機関なりの支援がないと、あっという間に人々が立ち行かなくなる。