【カンボジア】米ドルが依然として80%以上を占めている
【ラオス】新型コロナ関連の入国要件ほぼ撤廃
【カンボジア】入国条件が大幅に緩和(ほぼ撤廃)
【カンボジア】譲渡益課税の導入を2024年1月へ再延期
【本の紹介】2022年2月の読書記録
2022年2月は27冊の本を読みました。当月は4回飛行機に乗り、新幹線での移動もあったなど移動時間で読書時間を確保しやすかった月でした。
その中から、お勧めしたい本を3冊だけ取り上げますと、
まずは乃南アサさんのこちらの小説。朧にしか知識のない日本統治時代の台湾のことを知りながら、台南の町の情景やアジアらしい雑多で活気のある雰囲気を堪能しながら楽しめます。台湾はもともと日本人にとっては人気の旅行先の一つですが、台南に行ってみたくなること間違いなし。
こちらは国立科学博物館の田島さんが書かれた、ストランディング(クジラやイルカなどが海岸に流れ着くこと)への対応を中心とした海獣学者の活動の様子や、海獣たちの生態の話など。普段まったく関心を向けていない分野ですが、それだけに未知の世界を案内していただく気分になれます。平易で読みやすいのが大変嬉しい。
今さら感のある有名作ですが、面白いものは面白いので外せません。読んでいる間、自然と頭の中が広島弁になってしまうほど、あっという間に世界に没入できます。任侠映画観たあと、映画館から出るときに肩で風切ってしまうような(笑)
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【本の紹介】2022年1月の読書記録
2022年1月は27冊の本を読みました。当月は年末に買い溜めて積読していた本たちの消化を中心としつつ、Kindle Unlimitedを織り交ぜながらの読書になりました。
27冊の中から、特にお勧めの3冊を挙げておきます。
浅倉秋成さんの著書は当月に2冊読んでいて、もう一冊の方が話題になっているようですが、僕はこちらの方が好きです。どちらも、おっさんの僕からすればジュブナイル臭さがあるのですが、就職活動というリアルさはあれど個人的には何も感じられないものよりも、いっそラノベ設定のように振り切れてしまった方が楽しめます。
こちらの本は、アジアが舞台ということがハードボイルドさを一段上げてくれています。香港って物凄い雑多な感じが残っていて、歌舞伎町を題材にしたようなクライムノベルなどと同じ雰囲気を感じやすい気がします。暴力系じゃなく、電脳系・知能系なところも、僕の嗜好に合ってまして。
こちらは中学3年生を対象にした特別講義の書籍化ということで、内容は佐藤優氏が常々言っていることではありますが(キリスト教の話や外務省時代のインテリジェンスの話などもいつも通り)、佐藤優氏なのに難解さが影を潜めて読みやすくなっていて、即座に中学2年生の息子に読ませようと思ったほどです。
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