【タイ】バンコクが11月に入国受け入れ再開予定
7月12日のロックダウン以降、厳しい状況が続いていたタイですが、9月1日からはレストランなども一定条件下での再開が認められ、一日の新規感染者数もピーク時の6割から7割程度と峠を越えた感があります(一日当たりの死者数はまだ予断を許さないように見えますが、遅効指標だと思ってます)。
7月1日からはプーケットを対象にワクチン接種済の外国人を隔離なしで受け入れる「Phuket Sandbox」と呼ばれるスキームを先行して実施してきましたが、いよいよバンコクを含む他の主要観光都市も準備に入ったようです。
英単語メモ
batter
乱打する、(風や雨などが)強く当たる
打ち壊す、叩き潰す、(粉々の状態に)壊す
虐待する
(帽子などの)型を崩す
to hit sb/sth hard many times, especially in a way that causes serious damage.
[PHR V] batter sth<-->down to hit sth hard many times until it breaks or comes down
野球のバッターと同じ綴りなので想像はしやすいですね。
inoculate
接種する、植えつける、予防接種する
to protect a person or an animal from catching a particular disease by injecting them with a mild form of the disease
新型コロナのワクチン普及に伴い、この単語も見慣れた単語になってきました。
immunizeやvaccinateも同義で使われていますね。
10月に再開する先
チェンマイのほか、パタヤ、チャアム、ホアヒンといったビーチリゾートとして有名な観光地をまず再開させる計画のようです。
バンコクは11月から
もともと首都バンコクも上記の観光地と同じ時期に再開することを目指してきていましたが、隣接県におけるワクチン接種が進んでいないことから、一月遅れて11月からの再開を目指しています。
タイも新常態へ
タイにとっては観光業というのは経済の柱の一つであり、隔離を緩めて外国人観光客に来てもらうことが非常に重要です。
国民(おそらく在住外国人を含む)の70%がワクチン接種できている状態をもって、ワクチン接種済の外国人旅行者に対する隔離要請を撤廃しようとしています。
ただし、まだ観光省レベルでの計画であり、新型コロナ対応のために特別に作られているCenter for COVID-19 Situation Administrationの承認を得ないといけません。
また、タイに旅行に行って自国に戻る際に隔離措置が継続していると、たとえビジネストリップであろうと、外国人旅行者としてはやはり躊躇してしまいます。Phuket Sandboxは2ヶ月で26,000人ほどの外国人旅行者を呼び込めたようですが、イギリスでタイからの帰国者は強制隔離の対象にするとの発表があった途端、イギリス人観光客は予約をキャンセルしたり、プーケット滞在を打ち切って帰国するという動きが出ました。
このあたり、世界各国で足並み揃った動きが出てくると、一気に人の往来が戻りそうなんですけどね。