【作ってみた:テューリンゲンの焼きソーセージ】バッハが好きだった一品は思ったより簡単で旨い!(野田浩資『音楽家の食卓』より)
ノウハウ系のビジネス書を読んでいると、つまるところ「読んだだけでは意味が無い!実践せよ!」という結論に行き着きます。丸ごと全部、お気に入りのビジネス書のノウハウをやってみることも必要なのかしれませんが、僕は気に入ったところだけ取り入れてみるスタイルです。
これをレシピ本に応用してみると、つまるところ「眺めているだけでは無駄!作ってみよ!」ということになるでしょうか。レシピを参考にしてアレンジする、というのは僕にとっては一歩先。何事も模倣から始めることが土台作りには重要です。
ということで、今回は最近読んだ『音楽家の食卓』から、材料も工程も少なく、失敗要素が見当たらない(by 妻)一品に挑戦してみました。
作ろうと思ったきっかけ
本を読んでいる際に「これならソーセージさえあれば今ある材料で作れそうだなぁ」と思っていたら、いつもの日系スーパーで、普段なら素通りするコーナーのソーセージに目が留まったから。これはきっと「作ってみろ!」というお告げでしょうw
レシピ(1人分)
ソーセージ 2本
りんご 1玉半(1玉100g程度)
レーズン 約25g
白ワイン 100cc
レモン汁 小さじ1
サラダ油 小さじ1
※ ちゃんとしたレシピは書籍を参照のこと
完成品
感想・反省など
レシピで「適量」と記載されていると毎度悩んでしまいます。今回の量が果たして「適量」なのかどうか。ただ、美味しくいただきましたので、大きく外してはいなかったのかなと。
在住国で作られるビールと合わせていただきましたが、次回は欧風にドイツビールなど合わせてみたい。幸い、まだソーセージも残っているし。
この分量だと、りんごとレーズンの糖分が結構強い印象なので、レモン汁はもう少し入れても大丈夫かもしれないなと思いました。
おまけ
この料理は、参考書籍の中ではヨハン・セバスティアン・バッハが大好きだった料理として紹介されています。
子供の頃はテューリンゲンの森に囲まれたアイゼナハの町に住んでいたので、名物のソーセージ「テューリンガー ブラートヴルスト」が大好物でした。まだ、マスタードもケチャップもなかった時代、りんごを炒めた物が添えられました。ソーセージを焼くために使うのは、身近にあった松カサ。現在でも松カサで焼くソーセージは、チェコとの国境沿いの町コーブルクの名物料理として、昔風に屋台で焼かれています。