知磨き倶楽部

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【本の紹介】世界を拡げてくれる35冊

毎週末、中学2年生の息子に「1週間で1冊読めよ」という課題として与える洋書をAmazonを眺めながら探しています。日本語の本は自分で選ばせているので、毎週和書1冊、洋書1冊は読んでもらおうと(小学生時代に比べると減っているのですが、まあ学校の勉強自体が増えているので)。

ただ、洋書を選ぶのは英語のレベルも分からないし(僕に判断できるほどの英語力はないのです)、和書なら働く勘もいまひとつ働きません。息子には週1冊と言いつつ、僕には負担が大きいので、自分が全部読むわけじゃないというのも一因ですが。

 

今日は、そんな僕を助けてくれそうな記事を見つけたので読んでいきたいと思います。

ideas.ted.com

僕が洋書を選ぶ際のポイント

自分が読むのではなく、中学2年生の息子に読ませるという前提ですが、いくつか選ぶ際に意識しているポイントがあります。

中学2年生がついていける内容か

環境だったり人種だったりといった社会問題などは中学2年生であろうと知っておいたほうがいいと思っているのですが、あまりに経営寄りだったり投資寄りだったりするのはどうかなと。科学系とかはいいですよね、もしかしたら息子が関心を持てる話題を見つけ出すことができるかもしれないし。

著者に馴染みがあるか

著者から選ぶこともあります。内容は多少難しかろうと、著者に馴染みがあれば何とかなるかなと。今回読んでいく記事はTEDの登壇者が書いた本ばかりですが、TEDは中学1年生のときに毎日1本観るという課題を与えていたので、馴染みのある著者(というか前週に見たTEDトークの講演者)は探しやすいポイントでした。

※観せるためのTEDトークを選ぶ、というのが僕の役割だったので、それはそれで毎日テーマを探すのはしんどかったのですが。

翻訳本が出ているか

日本語で翻訳本が出ているというのは、翻訳者なり編集者なり、誰かしら目を通した上で日本人向けに出版してみよう(商売になる程度には売れるだろう)という意図が働いた結果です。当たり外れも大きいのは承知の上で、ここも一つのポイントにしています。

紹介されている35冊から選ぶ

今回、TEDトーク登壇者の著作から35冊が紹介されています。折角なので、この中から息子に与える本の候補を1か月分(4週分)選んでみます。

TEDトークを観せた本 

www.youtube.com

これは僕自身は理解するのに、かなり難儀したTEDトークでしたが。 ちょうど1年ほど前に観たという記録が残っているので(当時、息子に観た感想を書かせていました)、選択としては悪くないように思えてきました。

紹介文で気になった本

これは同じ著者が違ったテーマで話しているTEDトークを観せたことがあります。そのときのテーマは、おそらく以下の本に基づいていると思います。

 

もう一冊気になったのはこちら。翻訳本があるわけでもなく、著者に馴染みがあるわけでもない。僕が普段洋書を選ぶポイントから完全に外れていますw 

Relax: Forgetting where you parked your car at the mall doesn’t mean your brain is getting less sharp. Chances are, you just never bothered to remember it in the first place. Neuroscientist and novelist (Still Alice) Lisa Genova explains what we remember, how we forget and why your fading memory is usually not a sign of early dementia but actually proof that your brain is working astonishingly well.

紹介文から受ける印象は大人向けですが、小説も書いている(映画化もされている)著者だという点に期待をしています(僕が読むわけじゃないのにw)。

 

これは著者のIbram X Kendi氏の別の本を以前から読ませようかどうかと思っていたところに見かけたので。大事なテーマなのですが、ちょっと日本人の感覚から遠い感じがするので悩ましい。 

 

ちなみに、息子は英検準1級に合格していて、英語力自体はもう僕よりだいぶ上だという認識です(問題を見ている限り、僕には合格できる気がしない)。せっかくだから、背伸びした内容の本を読んでみて欲しいなと、親の欲目が出ています。 

ただ、こうした堅そうな本ばかりでなく、ミステリとかファンタジーとか、小説も混ぜていきますけどね。

さて、僕はどれに頑張って挑戦してみようかな。。