5/6: 海外ニュースピックアップ
1. Pestech counts its blessing as Cambodian ventures bear fruit | The Edge
2. Up to 12.3m people may fall into poverty in Q2: CORE | The Jakarta Post
3. About 400 footwear workers protest over unpaid wages | Khmer Times
1. Pestech (Cambodia)社のIPO情報アップデート
マレーシア上場企業であるPestech社の記事。カンボジアからの(USドルベースでの)収益がCOVID-19環境下における底支えになるというのが記事の主題。
ただし、個人的にはカンボジア証券市場への上場承認を取り付けている、100%子会社であるPestech (Cambodia)社の続報の方が大きなニュース。コーナーストーン投資家が見つからずに長らくペンディングになっているのだが、どうやら目処がついたようで今年半ばの上場を目指すとのこと。
<関連過去記事>
2. インドネシアの貧困率が10%越えるかも?
インドネシアのCOREによる試算によると、今回のCOVID-19の影響により、5.1百万人~12.3百万人が新たに貧困レベルに落ち込み、国としての貧困率が11.7%~14.4%に達する可能性がある。
ジョコウィ大統領は政策目標として、2024年までに貧困率を6%にまで低下させる(現時点では9.2%)という目標を掲げているけれど、果たして。
3. カンボジア縫製工場、80工場が操業停止するなどCOVID-19の影響拡大
カンボジアの主要産業である縫製業で、新規受注がなくなり操業停止を余儀なくされた工場が既に80、さらに60程度の工場も操業停止予定で、15万人以上の雇用が失われる見込み。家族まで含めると200万人の生活に影響するという。
COVID-19の感染者数自体は122と少なく、3週間以上も新規感染者の報告がないカンボジアではあるけれど、外需頼みな主要産業(観光、縫製)が辛い。