知磨き倶楽部

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名刺管理 EIGHT: とりあえず500件ほど登録してみた

職務柄、名刺交換する機会はそれなりにあります。名刺の発注量から鑑みるに、だいたい年間数百人という感じでしょうか。

中には、おそらく2度と連絡とることはないだろうな、という人も少なくないのですが、かといってどんなご縁が生じるかも分かりませんし、いただいた名刺は捨て難いのだけれど、堪り続ける名刺の管理は正直めんどくさい、というのは、ビジネスパーソンには分かっていただける悩みかと。

いまどき、デジタル管理をすること自体は当たり前なのかもしれませんが、最近知り合いに教えられて「Eight」という名刺管理サービスを使い始め、机の上にあった名刺を500件ほど登録してみたので、感想含めてご紹介します。

 

8card.net

 

ウェブサイトで運営会社の情報を見てみると、日本の会社が開発したサービス/アプリです。名刺大国日本ならでは、というところでしょうか。

運営会社の株主にはそうそうたる名前が並んでいますが、「名刺」を軸にした2つのサービスが主軸なのでしょうか。今回ご紹介する「名刺アプリ Eight」は、そんな運営会社さんの主軸事業の一つのようです。

 

特徴(運営会社より)

運営会社によれば、「名刺を起点とした国内最大のビジネスネットワーク」で、「200万人を越えるユーザーに利用されて」いるそうです。

また、「名刺情報を正確にデータ化してアプリで管理できる機能」というのも売り。

 

使ってみて良かった(良いと感じている)点

とりあえずアプリをインストールして、机上に積み上げていた名刺を片っ端から登録してみたところ、登録データが500件を超えました。

 

まず、名刺の読み込み(登録)が非常に楽という点はすばらしかったです。

500件以上あってもさくさく読み込めました。

 

また、名刺管理に求められる正確なデータ化という点は、人力も駆使しているようで、一時的に読み込んだときは名刺のデザインなどによって結構精度にばらつきがあるように見受けられますが、その後情報がきちんと修正されて登録されます。

今回の登録データでは、自分で修正しないといけないのは、数%程度という感じでした。

 

名刺を起点としたビジネスネットワーク、という謳い文句ですが、読み込んだ名刺の相手がEightに登録していると、勝手にリンクされます。

リンクされると、相手がEightに登録している情報が反映されるので、名刺以上の情報がストックされることになります(相手次第ですが)。

また、リンクされた相手の方の過去の名刺(部署異動や転職等に伴う名刺の変更)も過去に遡って見ることができます(網羅性は相手次第ですが)。

僕など、過去の名刺などほぼ捨てているので(普通そうだと思いますが)、探し出して登録できたのは一つ前の部署(というかグループ内の別会社)までですが、中には随分前の名刺から登録されている方もいらっしゃいます。オンライン名刺代わりに使うのであれば、本人によるメンテナンスが大事ですね。

 

余談ですが、過去の名刺なんてないなぁと思いながら、ウッチャン扮する小須田部長も異動のたびに古い名刺をどうするか悩んでいたなと(原田泰三扮する部下、後に専務に毎回捨てさせられていましたがw) 

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使ってみて不満な点

いまどき、名刺の表面が日本語、裏面が英語、という方は少なくないと思いますが、一人のデータとして両面を読み込めません(方法があるなら知りたい)。同じく、一人で複数の名刺を持つ方の名刺も別人のように登録することになりますし、相手の名刺が変わった場合も、相手の方がEightユーザーでなければ、別データとして登録しないといけません。

データを統合する機能が実装されればいいのになと強く願います(実装済ならどうやったらできるのか知りたい!)

※ 有料でコメントのように画像データを追加できる機能はあります。でも、相手が将来的に表面・裏面のどちらでEightにユーザー登録するのか分からないため、そのためだけにお金払ってまで利用しようとは今のところ思えません。

 

また、日本発のアプリだし、「国内最大」のビジネスネットワークだから当然なのかもしれませんが、外国人の方の登録は非常に少なく、ビジネスネットワークとしての機能はおまけ程度にもなっていない感じがします。

僕の場合、500件以上登録してみたところ、リンクされたユーザー率は12%でした。

海外の方が少なくないので、日本国内の方だけに限定すればもっと高いので、そこは流石に「国内最大」なのかもしれないとは思いましたけど、外国人の方でリンクされた(ユーザーだった)のは1人、それも日本の会社に勤めている方です。

※ 数えてないですが、今回登録した名刺のうち、だいたい半分は外国人の名刺でした。

アプリの性格が違いますが、ビジネスネットワークという点ではLinkedInに軍配があがります(会ったこともない人からの申請が大量すぎて辟易しますが)。

 

あとは、外部サービスとの連携が少ないです。

登録した名刺の情報を、誰かにシェアしようと思っても、それができません。名刺画面をもう一回キャプチャして送るとか馬鹿げているとしか思えないのですが、閉じた環境を作りたいのでしょうか。。

 

総評

不満な点も少なくないのですが、入力データが正確で自分で入力し直す手間がほとんどない(完全にないわけではないですが)、という一点で、名刺アプリ Eightは、個人的には利用価値の高いアプリだというのが今のところの結論です。

他のアプリは試していませんのであしからず。

 

Eight - シェアNo.1名刺アプリ

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