知磨き倶楽部

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2018年10月の読書メモ

2018年10月に読んだ本をまとめてご紹介しておきます。

当月は28冊の本を読みました。 お勧めの3冊は

 

これを読んで、思わず読書感想文を書いてしまった一冊です。 この手の本は、やはり読んだ人をどれだけ動かせるかがポイントで、その意味では僕にとって価値のある一冊でした。息子にも読ませたいのですが、なかなか読んでくれないんですよねぇ。

 

ソバニイルヨ (幻冬舎単行本)

ソバニイルヨ (幻冬舎単行本)

 

これは期待を大きく上回ってくれた好印象な一冊。小学5年生の息子にもちょっと早いかなと思いつつも読ませてしまったくらい。 大人が今更読んでもな部分はありますが、子供のことを考えるという意味では読んでおいて良かった一冊です。

 

定番の本の紹介も多いですが、各界で活躍されている人が強く勧める本を眺めるのは刺激になります。 定期的にこうした本を読むことで、自らの読書の幅を広げる一助にしたいものです。


西の魔女が死んだ (新潮文庫)西の魔女が死んだ (新潮文庫)感想
新潮文庫の100冊】思春期。中学校の「女子」的な関係に馴染めないことから学校に行きづらくなった主人公まい。田舎の祖母(イギリス人)の元に身を寄せるが、そこでまいは「魔女」の修行をするのだが、ファンタジーな魔女ではなく、何事も自分で決めて、決めたことはやり抜くこと、という極めて真っ当で、我が子にも是非教えたい、いやむしろ自分にも必要な修行。悲しかったり、温かかったり、心にそっと沁みる話で、息子にも読ませたいな思う一冊だった。
読了日:10月01日 著者:梨木 香歩


Who Was Steve Jobs? (Who Was?)Who Was Steve Jobs? (Who Was?)感想
Lexile指数660L。小学5年生の息子の音読用。毎朝1章ずつ音読してもらって理解度チェックをしたけど、そろそろこのレベルは英語的には易しいか。ジョブズの奇行とか、なかなか内容楽しんでくれたみたいで良かった。iPhoneの事とかは知ってても、Pixarの事は知らなかったみたいで純粋に驚いてたのも印象的。次は本書にも登場するビル・ゲイツを読みたいと言ってるので、もう暫く音読→内容について一緒に話す、のサイクルをやってくれそうだ。
読了日:10月02日 著者:Pam Pollack,Meg Belviso


ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)感想
ナイチンゲール」だから女性看護師に焦点が当たるかなと思いながら読み進める。そこは何となく想定内だが、どんな「事件」になるのかが読めず、とにかく先が知りたくて手が止まらない。一作目の『チーム・バチスタの栄光』と同じく白鳥は上巻に登場しないしw。色々と謎めきながら下巻に突入。
読了日:10月03日 著者:海堂 尊


パラノイアだけが生き残るパラノイアだけが生き残る感想
著者の経営者としての実績に惹かれて購入したが、20年以上前の本だけにトピックの古さ感は否めない。ただ、パラノイア(病的なまでの心配性)「だけ」が生き残る、という根底の考えは普遍でしょう。シリアルアントレプレナーとか出てきて「生き残る」というコンセプトが既にどうよ?って話もあるかもしれないけれど、僕には馴染む考えだったな。もちろん心配してるだけではダメ。行動は絶対的に大事。
読了日:10月03日 著者:アンドリュー・S・グローブ


ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)感想
下巻に入って漸く白鳥登場。警察庁キャリアなのにやっぱりアウトロー系の加納とは大学時代からの悪友で天敵。田口・白鳥コンビに加えて、加納・玉村コンビの関わりが厚みをつける。ミステリとよりも、コンビ同士の掛け合い、変わり者かつ切れ者と組まされる者同士の奇妙な連帯感を感じさせる田口・玉村などが面白い。落とし所が気になってどうしても一気読みさせられてしまった。
読了日:10月05日 著者:海堂 尊


だれでも書ける最高の読書感想文 (角川文庫)だれでも書ける最高の読書感想文 (角川文庫)感想
小学5年生の息子はインターナショナルスクールに通っている関係で、日本の小学校の夏休みの定番「読書感想文」を書く経験がない。ただ、最近学校の宿題で読んだ本の感想を書かせることが増えてきた(短いけど)。せっかく本を読むこと自体は好きなのだから、この機会に読書感想文とは何かを知って欲しくて、中高生向けとは思いつつも本書を買ってみる。でも、僕自身が読みたかったという事情の方が大きいのは秘密だ。これは、きちんとブログの方で「読書感想文」書いてみたい一冊だった。息子も読めそうだ。
読了日:10月05日 著者:齋藤 孝


しょったれ半蔵しょったれ半蔵感想
伊賀忍者として有名な服部家の2代目服部半蔵を主人公に、武士と忍びとの間での葛藤を描く。代々継がれる「服部半蔵」の名前は現代でも有名だけど、それはこの2代目の事を指すらしい(初代かと思った)。大筋は史実に支えられつつ、心情面では現代の若者的な感覚も覗かせて非常に読み易いエンターテイメントになっている。時間を少しずつ進んでいくので、連作短編集のような長編という印象を抱いた。
読了日:10月06日 著者:谷津矢車


天上の葦【上下 合本版】 (角川書店単行本)天上の葦【上下 合本版】 (角川書店単行本)感想
上下巻の合本版はなかなかのボリューム。鑓水・修司・相馬の三人トリオの活躍も3作目。「報道」に関する問題意識を下敷きにした物語は重厚ではあるものの、三人による軽妙なミステリ(警察小説)要素がやや薄まった感もある。ただ、テーマとしては今の日本が向かっている方向に警鐘を鳴らす個人的には納得の内容。秋の夜長にピッタリでしょう。
読了日:10月08日 著者:太田 愛


中学生棋士 (角川新書)中学生棋士 (角川新書)感想
藤井聡太四段(発刊当時)の大活躍の中、史上二人目の中学生プロ棋士となった谷川先生が、歴代の中学生棋士加藤一二三先生、谷川浩司先生、羽生善治先生、渡辺明先生、藤井聡太先生)を藤井聡太四段を主役に据えながら語る。誰が語るかで視点は多少違うかもしれないけれど、谷川先生の筆は良く言えばバランスが取れている、厳しく言えば常識的な範囲に収まっている感じ。僕のような俄かファンにこそいい一冊かもしれない。
読了日:10月09日 著者:谷川 浩司


ソバニイルヨ (幻冬舎単行本)ソバニイルヨ (幻冬舎単行本)感想
主人公の中学1年生の男の子の心の成長物語。「ヒトに期待しない」「どうせやるなら」「自分の好きを否定されても気にしない」。まだ息子は小学5年生だけれど、是非読ませたいと思う一冊だった。親としての立場でも我が身を省みざるを得ない点が多々あり。
読了日:10月09日 著者:喜多川泰


リーダーの本棚 決断を支えた一冊リーダーの本棚 決断を支えた一冊感想
日経新聞で定期的に掲載されていた各界でご活躍されている方々に座右の書や愛読書を伺っていくシリーズ。定番の古典や司馬遼太郎もあるけれど、意外に文芸物を紹介する方も少なくなく親しみやすい。僕としては政治分野の方よりも、現役経営者の方が挙げる本の方が志向に合うようで、何冊かは積読入り。改めて評伝や自伝、歴史物、時代小説、科学などの分野が関心高し(娯楽文芸も大好物だが)。また、今まで無意識に避けていた城山三郎を何冊か読んでみることにする。
読了日:10月10日 著者: 


小学館ジュニア文庫 12歳の約束~そして世界の頂点へ小学館ジュニア文庫 12歳の約束~そして世界の頂点へ感想
小学5年生の息子用。若くして活躍するスポーツ選手たちの話をインタビューを基にしてまとめた一冊で、リオデジャネイロオリンピック前のものだけど、今も変わらず一線で活躍する選手の話などは息子にも親しみやすいのではないかと。僕自身は水泳をやっていたので入江陵介選手の話に共感ポイントが多いが、果たして息子には誰の話が響くのかな。海外にいることで違った刺激が息子にはあるんだと思うが、逆に得られないものもあるのも事実。親が整えてあげられる環境も大事。息子がやりたいことを見つけたら応援してあげられる親でありたい。
読了日:10月11日 著者:矢内由美子,寺野典子


生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 04生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 04感想
シリーズ4作目。今回は主人公マリエラの師匠が登場して、物語の背景が明らかになるとともに、大きな進展を見せる。また、謎めいていた個々の設定も凡そ明らかにされた。筆者あとがきに拠れば次巻でフィナーレを迎える予定だそうだ。元々異世界ほのぼのファンタジーは好みではなかったが、このシリーズは妻が購入したものをとうとう最新巻まで追いついた。次巻の展開と帰結が楽しみだ。
読了日:10月12日 著者:のの原 兎太,ox


生物に学ぶイノベーション 進化38億年の超技術 (NHK出版新書)生物に学ぶイノベーション 進化38億年の超技術 (NHK出版新書)感想
何故か「生物を38億年かけてイノベーションを繰り返しながら進化してきた。その仕組み=超技術を学ぶ」という趣旨だと思い込んで手に取った。よくタイトルを見れば完全に勘違いだし、商品紹介見れば更に一目瞭然だ。しかし、勘違いとはいえ、僕の期待はそこにあったので、「進化して素晴らしい仕組みや構造等を持った現在の生物の、その仕組み自体を研究して産業に活かしてイノベーションに繋げる」ということ自体の重要性は分かるものの、事例が続くのはちょっとしんどかった。へーと思わされる事例も少なくないけどね。
読了日:10月12日 著者:赤池 学


燃える水 (角川書店単行本)燃える水 (角川書店単行本)感想
大手電機メーカーをリストラされた40男が再就職で得た職が中小企業の人事課長=リストラ担当及び労災認定(否認)担当。ミステリ要素よりも、リストラの実情(僕も退職勧奨面談せざるを得なかった経験あります)や中小企業の貴重な技術のマネタイズなど、経済小説的な要素の方が強く印象に残る。人間再生ドラマ的な要素もあって、2時間ドラマとかでの映像化に向きそうだ。
読了日:10月14日 著者:河合 莞爾


破壊者 ハカイモノ (幻冬舎単行本)破壊者 ハカイモノ (幻冬舎単行本)感想
AVEXの創業社長である松浦氏の雑誌『GOETHE』での8年以上に亘る連載をまとめたもの。その時その時の思考を書き連ねたものなので、構成としての纏まりはないが、逆に私的なことから創業の原点となった想い(ここの言及が多い)、事業に関するトピックスまで生々しい感じが滲み出て、ビジネス書に括られるものだけど、ビジネス書っぽくない感じがいい。自分の人生や仕事も思わず振り返って考えてみてしまう、そんな一冊。
読了日:10月15日 著者:松浦勝人


しゃばけ (新潮文庫)しゃばけ (新潮文庫)感想
新潮文庫の100冊】江戸時代の大店を舞台に、妖怪が登場するファンタジー要素と、事件を解決するミステリ要素を掛け合わせた小説。主人公である一太郎は妖怪に守られる大店の跡取り息子なんだけど、とにかく病弱で身体が弱い。安楽椅子探偵か?と思いきや、身体の弱さが恨めしく本人は自ら動きたくて仕方のない性分。それを押し留めようとする二親と守護する妖怪たちや、一太郎のおっとりした様子がコミカルさも醸し出し、何とも軽妙な雰囲気が読み易かった。
読了日:10月16日 著者:畠中 恵


Who Is Bill Gates? (Who Was...?)Who Is Bill Gates? (Who Was...?)感想
Lexile指数720L。小学5年生の息子の音読用2冊目。スティーブ・ジョブズに続けて読んだので対比や類似点に興味を持てたようだ。株式公開のところが概念的に分からなかったようなので、ついでに会社の株を買うとはどういうことなのかを簡単に説明できたのも良かった。まだ現役でニュースにもなる人だから、ニュースにも興味を持ってくれるといいな。音読の期間中にポール・アレンの訃報が報じられた。本書で知識を得られたことで関心は引いたようで、それもこのシリーズの良さ。次は趣向を変えてモールアルト。
読了日:10月17日 著者:PatriciaBrennan Demuth


じっと手を見る (幻冬舎単行本)じっと手を見る (幻冬舎単行本)感想
妻が買っていた本だが、2018年上半期の直木賞候補作だったと知って読んでみた。恋愛小説という苦手分野で構えていたが、甘ったるい話ではなく、現代的でどこか醒めた感じが悪くない。視点が変わりながら進む連作短編の形式で、個人的には海斗の視点が同じ男性であることもあって理解し易い(同じ男性でも宮澤は分からないが、人間的には海斗よりも宮澤の方が自分に近いかもとは思う)。本質的にいい奴だよね、海斗は。介護士の待遇は知識として聞いている範囲を出ないけど、それも物語の基調を支える重要なファクターなんだろうな。
読了日:10月17日 著者:窪 美澄


遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方 遅刻してくれて、ありがとう 常識が通じない時代の生き方遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方 遅刻してくれて、ありがとう 常識が通じない時代の生き方感想
著者のフリードマン曰く「史上でもっとも変化が激しい時期、この加速の時代に、繁栄し、レジリエンスを高めるための、楽観主義者のガイドブック」とのこと。テクノロジーにより幾何級数的に色々なことが変化し、変化の度合いが人間の適応力を超えている。全てがここ10年ほどに起こっていること。そんな時代だからこそ、一時的に立ち止まって考えることの重要性。だんだん面白くなってきたところで下巻へ。
読了日:10月19日 著者:トーマス・フリードマン


モーツァルトのいる休日  大人の楽しむクラシック (マイナビ新書)モーツァルトのいる休日  大人の楽しむクラシック (マイナビ新書)感想
Kindle Unlimited】休日にモーツァルトを聴きながら読むというシチュエーション読書。ただ、クラシック音楽との付き合い方(付き合い始め方)の心構え、的な位置付けで正直期待していた水準には届かず。石田衣良氏のファンというわけでもない僕としては、もっと本書でモーツァルト自身を楽しめるものを期待してたんだが。対談だけ日経大人のOFFとかに載ってそうな印象。
読了日:10月21日 著者:石田 衣良


大水滸伝シリーズガイドブック(あらすじ漫画収録版) (集英社文庫)大水滸伝シリーズガイドブック(あらすじ漫画収録版) (集英社文庫)感想
久しぶりに北方水滸伝を読みたい気持ちだが、抱えている積読の山を顧みて手を出すのを躊躇う。そんな時に、こんなガイドブックで気持ちを鎮めて読んだ気になってみようと試みる。あらすじをざっくり説明する漫画がなかなか良く出来てる。が、読んだ気になるどころか、ますます読みたくなった。まあ、そりゃそうか、読んでもらうための宣伝なんだもんなw
読了日:10月21日 著者:北方謙三


遅刻してくれて、ありがとう(下) 常識が通じない時代の生き方 遅刻してくれて、ありがとう 常識が通じない時代の生き方遅刻してくれて、ありがとう(下) 常識が通じない時代の生き方 遅刻してくれて、ありがとう 常識が通じない時代の生き方感想
加速の時代における様々な考察が、地球規模での自然環境の変化から政治や哲学に及んで、個人的には上巻に比べて難解になった。読み解くのに時間を要したが、それでも消化不良の感は否めない。では読み返すかといえば知的体力が必要で、読み通して消耗した脳ミソに再度の重労働を強いるのも躊躇われる。心して取り掛かるべき一冊。
読了日:10月24日 著者:トーマス・フリードマン


切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人 「刑事犬養隼人」シリーズ (角川文庫)切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人 「刑事犬養隼人」シリーズ (角川文庫)感想
Kindle Unlimited】犬養刑事シリーズの一作目。中山七里さんの作品は主要キャラクターがシリーズ間で繋がっていくのが楽しい。今回は臓器移植に関する問題提起を主軸に置きつつ、真相はそこか(問題提起の割に些少というか何というか)と思わずにはいられない。どんでん返しには要注意。そこは中山七里さんの作品らしく。
読了日:10月25日 著者:中山 七里


知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術 (文春新書)知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術 (文春新書)感想
池上彰氏と佐藤優氏による対談形式シリーズ。米のトランプ、露のプーチン、中の習近平に見られるように世界各地で独裁的な動きが強まっている流れの背景などを読み解く。日本も同じ文脈に乗っているわけで、「知らなきゃよかった」じゃなくて知っておかないといけない。個人的な関心はどうしても東南アジアにあるのだけれど、全く触れられないのはいつものこと。今回の文脈では余計に触れられなかったかもしれないなとも思うけど。
読了日:10月27日 著者:池上 彰,佐藤 優


風の向こうへ駆け抜けろ風の向こうへ駆け抜けろ感想
地方競馬を舞台に、新人女性騎手を主人公にして描いたスポーツ小説。廃れた地方競馬場の中でも、掃き溜めのようになっていた厩舎に集まった人々の再生と、地方から中央を目指す、地方競馬出身としては分かりやすいサクセスストーリーが重なる。設定がやや安易な感じがしないでもないけれど、気持ちよく読んでいける。ただそれは僕自身が一時期にせよ、そこそこ競馬が好きで知識としてはある程度持っていたからかもしれない。全く競馬にすら興味がない人にはどうなのかな、そもそも手に取らないか(妻には勧めにくいとも感じたし)。
読了日:10月27日 著者:古内一絵


【映画化】完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)【映画化】完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
主人公は人気少女漫画家の和淳美。どの辺がミステリ(謎)なのか分からないままに読み進み、どちらかと言うとホラーな雰囲気になっていく(おどろおどろしい系ではないが主人公の身に起こることが心理的にホラーな感じ)。最後まで読み切っても、これはミステリなのか?と思うけれど、惹き込まれ、引っ張られるのは事実だし、様々な「ホラー」も解消されていくのは、やはりミステリなのかもしれない。ただし、最後の場面で読後まで大いに引っ張られるが。。
読了日:10月28日 著者:乾 緑郎


Who Was Wolfgang Amadeus Mozart? (Who Was...?)Who Was Wolfgang Amadeus Mozart? (Who Was...?)感想
Lexile指数790L。小学5年生の息子の音読用3冊目。僕が大好きな映画『アマデウス』に興味を持つキッカケになってくれないかという下心を持ってチョイスするも、そこまで惹きつけることは出来なかった。ただ、モーツァルトが短い生涯に残した偉大な業績を知り、別の本で読んでいたベートーベンの作曲数と比較してみたりなど、本人なりに感じたところはあった模様なので良し。次は息子のリクエストも考慮してサッカーの王様ペレ。
読了日:10月31日 著者:Yona Z McDonough

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