【悲報】メディアマーカー終了
読書家の方にはお馴染みだったと思われる「メディアマーカー」というサービス。僕自身も長らく利用させていただいてきましたが、2019年1月20日をもってサービス提供を終了するとのお知らせが突如発表されました。
記録を見てみると、僕がユーザー登録したのは2011年6月でしたので、7年以上にわたって利用させていただいていたことになります。
初期の頃とは少し利用目的が変わっていますが、僕自身は以下の目的でサービスを活用していました。
- 蔵書管理(僕が読まない、家族の蔵書も一括管理)
- 購入金額管理(毎月の購入金額を視覚化)
- 読書メモ・引用管理(Evernoteとの連携)
この中でも特に重宝していたのが「2、購入金額管理」です。タグ毎に分けられたらいいのに、とか色々と思うところはありましたが、他の蔵書管理系サービスには見られない機能で、 これだけでもメディアマーカーにロックオンされるに十分な理由でした。
今回のサービス終了を受けて、代替サービスを探すために検索などしていますが、同じように嘆いている方がいらっしゃいます。
僕の場合は、「いくら節約できたか」というよりも、「いくら遣ってしまっているのか」を可視化したいというスタンスではありましたが。
嘆いていても仕方がないので、僕も代替サービスを探さなければいけません。
1、代替サービス候補その1
これは「ブクログ」が良さそうです。
蔵書を本棚形式で一覧できるので、見た目の満足度は高いです。本棚にカテゴリーをつけられますので、僕の目的でいえば家族の誰の本なのか、の分類にも問題ありません。
ただ、金額を入力できる仕様にはなっていないので、家族で、あるいは誰がいくら遣ったのかの管理はできないんですけどね。。
メディアマーカーと同様に、レビューの文字数制限もないようなので好きなだけ入力ができますし、本からの引用も一緒に管理ができる点もGoodです。早速使い始めてみていますが、ちょっと操作性というか入力がメディアマーカーより弱い印象です。
そもそも、本当に長文でレビューしたい時はブログで書くことにしている僕にとっては、「長文が入力できる」という点は、そもそも評価ポイントとしてはそれほど高くなかったりもしますが。。
また、長文レビューは「本が好き!」というサイトにも投稿していますので、引用管理の点が、僕の評価ポイントです。
※ 「本が好き!」も初期の頃から利用させていただいているサービスでして、免許皆伝いただいてたりします。最近レビューを投稿していないので申し訳ないですが。。
2、代替サービス候補その2
もう一つ、これは以前からメディアマーカーと並行して利用していましたが、「読書メーター」というサービス。
蔵書管理というよりも、感想をシェアしあう「読書専用SNS」という位置づけのサービスです。長所でもあり短所でもあると感じていますが、レビューの文字数が255字に制限されている一方で、全て公開されますので他の人が見ることを前提にしたレビューを書かなければいけません。
※ いけない、ということはないですし、自分メモ的に利用されている方もいらっしゃるはずですが、シェアされてしまう以上は「他の人が見る」ことは意識しておきたいというのが個人的見解です。
SNSなので、レビューを投稿したりすると「いいね!」が付いたりして、投稿意欲をほどよく刺激してくれたりします。ただ、その分「管理」という視点では弱いと思わざるを得ませんし、サービスのコンセプト的に、そちらに力を入れるつもりもないと思います。
また公開が前提なので個人的な管理には不向きだと感じています。あくまでも、読書を通じて他の人々と繋がること(自分のレビューを読んでもらうことも含めて)を主眼に、楽しんで利用するサービスかなと。
同じように代替サービスを探している方のブログ記事など見ても、上記の2つを選択肢に入れる方が多いように思います。
ただ、やっぱり完全に代替できるわけではないんですよね。返す返すもメディアマーカーのサービス終了は残念でなりません。
「こんないいサービスがあるよ!」という情報提供、お待ちしております。
■ 編集後記
本代の管理なら家計簿アプリでいいじゃん、という声もあって、メディアマーカー終了と共に、家計簿アプリをインストールしてみました。
とはいえ、書影が出るわけでもなく、淡々といくら遣ったのかだけを記録していくのは楽しさの欠片もないわけで。とても「代替」として考えられるものではありません。
ただ、お金の管理自体はとっても大事ですし、久しぶりにレコーディング・ダイエットの精神を思い出しました。