東南アジアニュース
ここ数年、ずっとカンボジア証券市場を観察していますが、設立以来ずっと上場会社が存在しなかったGrowth Boardに、漸く1社目の上場が承認されました。 これからブックビルディング期間が始まる予定というタイミングですが、たまたま上場説明会をオンライン…
カンボジアの首都プノンペンの不動産市場は、なかなか厳しい状況のようですね。国際的な仲介会社や鑑定会社、不動産市場調査会社の進出が少ないカンボジアにおいて、CBREはかなり頑張っていて、市場の状況を伝える記事の元ネタの多くが彼らのレポートを基に…
以前に本ブログでも取り上げたカンボジア証券市場。2021年6月16日に同国最大の商業銀行にして唯一の上場銀行であるAcleda銀行の従業員持株会による株式売却が承認されたというニュース以来、同行の株価が大きく落ち込んで推移しています。 まだ半月ほどです…
シンガポールはASEANの中でも圧倒的に発展しています。物価も高いし、住宅価格も高い。特に外国人に対しては制限もあるので、通常は高額な物件しか買えません(買える人にとっては「高額」ではなく、「適正価格」なのかもしれませんが)。 なので、投資対象…
マレーシアと言えば、一般社団法人ロングステイ財団の調査で、毎年ロングステイ希望先として1位を獲得している国で、2019年度調査結果(2020年12月発表)では14年連続の1位となっています。 海外不動産投資(住宅)を考える際、自分が住んでもいいと思える国…
東南アジア諸国の中でも巨大な人口を抱える国インドネシア。足元、再びCOVID-19の新規感染者数が急増し、病床使用率も高止まりが続く状況になっています。2021年6月に発表された世界銀行による国別の経済レポートでは「Boosting the Recovery」と題され、202…
近年、「○○テック」という用語をあちこちの分野で見かけます。始まりはFintech=金融テックでしょうか。僕が仕事柄興味を持って見ているのは、特に東南アジアにおける不動産テック=Proptechの動向です。 今日は、ベトナムにおいてもProptechが成長を始めて…
海外不動産への投資を考える際、為替によるタイミングも重要です。不動産に比べると、あまりに短期的に動き、予測もつきにくいのが難しいところではありますが。 東南アジアの不動産の中で、考慮から外せない都市の一つがバンコク。経済のレベル・成熟度、都…
新型コロナによって教育も困難に直面し、新しい教育方法がいろいろと模索されていることと思います。我が子を見ていても、年齢が下がれば下がるほど、オンライン授業ではなかなか対応できない場面が増え、教育関係者も非常に悩ましい状況に陥っているであろ…
カンボジアの最大手にして唯一の株式上場銀行でもあるAcleda銀行。従業員持株会社が24%強の株式を保有していましたが、その一部について市場売却の承認が降りたということで株式価格が下落しています。 久しぶりにカンボジアの株式市場を見ながら読んでいき…
大規模なワクチン接種がやっと始まったと思ったら、ワクチン不足で一時停止したりと、何かとワクチン対策がうまくいっていないように見えるタイ。新規感染者や死亡者数もなかなか落ち着きを見せません。 とはいえ、観光業が主要産業の一つであり、自国民への…
日本人に限らず、中国人などの海外投資先としても人気の高いタイ不動産。 人気が高いだけに、多くの日系仲介会社も日本人向けに販売していて、日本語媒体でも情報の入手が比較的しやすいのですが、たまたまタイのお隣カンボジアのメディアで記事を見かけまし…
最近、カンボジアの報道をネットで見ていて思うことなのですが、COVID-19に関する数字の公表内容が変わってきています。感染者の増加傾向が続く中、行政も数字のとりまとめが大変なんだろうなとは思いつつ、以前は州ごとなど細かく開示していた数字が姿を消…
シンガポールと隣国マレーシア(ジョホール州)との間は、二本の橋で結ばれています。ジョホール州の中心市街地に近いウッズランドは、歩いても渡れるほどで、通勤時間帯などで車の列が止まってしまうような際には、多くのローカルの方々が歩いて渡っている…
なかなか刺激的なタイトルが目に入ってきたので、連日になりますが、カンボジアの記事を読んでいきます。 www.khmertimeskh.com
近年、カンボジア経済は中国への依存度が高まっていると言われています。僕がウォッチしている不動産市場においては、特に投資用コンドミニアムの分野で、中国人向け投資家への販売を目的とした中国系企業の開発の増加が目に付いていましたし、政府の進める…
足元、急速にワクチン接種者数が増加し、一時期に比べるとCOVID-19の感染拡大に歯止めがかかってきたように見えるインドネシア。2021年第一四半期のGDP成長率もマイナス0.7%と、予想より若干悪かったものの、回復傾向が見られました。 そのような中、インド…
新型コロナウィルスにより変化を余儀なくされたものの一つに働き方があります。 これまで、僕を含めて、多くの人にってオフィスに出社して働くというスタイルが当たり前だったのに対し、半ば強制的に在宅勤務あるいはオフィス外での勤務をせざるを得なくなっ…
新型コロナの経済への影響などには関心もあり、時々ブログでも記事にしていますが、新型コロナの感染拡大とかワクチン接種状況等については、門外漢でもありコメントしないようにしてきました。 ただ、今日はちょっと気になるニュースがタイで流れていたので…
タイの首都バンコクは、程よく成熟していて、東南アジアの中でも人気の不動産投資先の一つです。市場が大きいので、個人の投資だけではなく、日本の大手デベロッパーも開発への参画を続けています。 とはいえ、COVID-19で苦しいことには変わりなく。特に国自…
COVID-19の影響で4月15日から首都がロックダウンに入っているカンボジア。当初4/28までの予定でしたが、5/5まで延長されています。 COVID-19が不動産市場、特に外国人投資家を対象とした首都プノンペンのコンドミニアム市場にどのような影響を与えているのか…
インドネシアは大陸にないこともあって、個人的には心理的に遠い国です。 訪れる機会も多くないので肌感覚が持てませんが、報道を読む限りでは、首都ジャカルタの不動産市場は引き続き厳しい状況のようです。ただ、これはCOVID-19の抑制に苦しんでいる国は、…
教育が重要だということは今更言うに及ばずという気もしますが、高等教育の重要性を啓蒙する記事がカンボジアの媒体に出ていましたので、カンボジアという国に焦点を当てて考えてみたいと思います。 cambodianess.com
僕は東南アジアで働き始めて10年目になったところで、これからも当面は東南アジアで働いていたいなと思っています。 あまり国に拘りはないと思っていましたが、やっぱりイスラム教の国は難しい面が多いなとか(働いた経験はあります)、ユーラシア大陸に位置…
マレーシアは東南アジアの中でも、COVID-19による国内の移動やらの規制が厳しい国の一つだと認識しています。 長らく買い物に行くのも一人しか認められず、帰国するために空港に行くにも事前の申請というか許可というかが必要だったとか。 そんな中、マレー…
シンガポールとかマレーシアのホーカー文化っていいですよね。コロナ禍でどうなっちゃているんだろうかと心配です。 健康的な食生活、とか気にしてたらホーカーで好きなものばかり食べてもいられなくなるような気もしますが、あちらの人って結構健康に気を遣…
先日、2021年のタイの経済成長見通しに関するニュースを紹介しましたが、カンボジアにおいても現地で報道された記事がありましたので、ご紹介。 年平均7%で成長してきたカンボジアの経済成長がパンデミック前の水準にまで戻るには、まだ数年を要するだろう…
コロナ禍で産業の柱の一つである観光業が苦しいタイ。 隔離措置を今すぐ失くすわけにはいかない状況ですが、隔離期間の短縮化や、2021年7月から実験的にプーケットに限って隔離措置なしでの入国を認めようと計画していると聞きます。 まあ、タイだけ隔離措置…
数年来、ベトナムの不動産市場は好調が続き、日本人の投資家からも結構な注目を集めていました。 そこにバブルなんてなくて、グローバル経済の中でポジションを築き上げてきたベトナム経済の底堅さが、裏づけにあってのこと。 COVID-19のパンでミックにより…
隔離施設から脱走した外国人が引き起こしたCOVID-19のローカル感染(2月20日事案と呼ばれている)が発生して以来、矢継ぎ早にいろいろな対応が打たれているカンボジア。 医療体制がもともと十分ではなく(既に指定病院は満床で、ホテルが隔離病院の代替とし…