海外情報
カンボジアに投資する際の一つの魅力が「米ドル経済」であると言われます。 現地には法定通貨である「クメールリエル」が存在していますが、歴史的な背景から米ドルの流通割合が圧倒的に高く、給与の支払を始めとして米ドルが利用されているのが現状です。 …
半年毎に経済成長見通しの大幅アップデートを行なっているIMF。4月に発表されたレポートでは、カンボジアの2022年成長見通しを5.1%としました。 2月の小幅アップデート時には5.6%と置いていた見通しを引き下げた格好になりますが、その辺りの背景について…
先月(4月)頃から、東南アジア各国の入国要件が大幅に緩和されてきており、往来が非常にしやすくなってきています。日本からの航空便だと、まだまだ席に余裕があるケースも多く見られますが、東南アジア間では搭乗率がパッと見で90%を超えていると見られる…
事前の噂など聞いたことがなかったのですが、カンボジアから、かなり唐突に入国条件が大幅に緩和されるというニュースが出てきました。 これまでは、到着前72時間以内(運用上は出発前72時間以内でOKと言われています)の陰性証明書、到着時の簡易検査、ビザ…
不動産投資を考える際に課税についても頭に入れておくことは重要です。投資の際には存在しなかった税金が導入された場合はお手上げですが、投資時に分かっているものくらいは押さえておきたいもの。 以前にも記事にしましたが、カンボジアには発効待ちとなっ…
カンボジア王国の首都プノンペンには、プノンペン経済特区という国内でも有数の経済特区(工業団地)があります。経済特区の開発運営会社はカンボジア証券市場に上場している会社で、日本人が社長を務めていることもあり、日系資本が当初から関与する経済特…
11月1日から、やっと、特定の条件化ではあるものの、入国時の隔離制限を免除する仕組みを導入したタイ。期待通りに入国者が増加し、国内でのさまざまな行動規制も撤廃され(バー営業などは未だ解禁されていません)、上向きムードも漂い始めてきていました。…
11月から東南アジアの各国では入国制限を大幅に緩和する動きが相次ぎ、人的移動の再開に向けて一段と動き出しています。タイではワクチン接種完了者に対しては11月1日から隔離を免除していますし、カンボジアも11月半ばから隔離免除へと移行しています。これ…
11月16日の日経新聞に「中国、住宅販売が急失速」という記事が載っていたのですが、中国共産党傘下の英字新聞であるChina Dailyでは、同じ日に全く違うトーンの記事が出ていたので参考のために読んでみます。 www.chinadaily.com.cn
新型コロナウィルスによって世界的にリモートワークの動きが広がり、定着してきたように思えます。かく言う僕自身、最近では週に半分くらいしか出社しないで済ますようになり、社員を含めて「仕事=出社」という意識がずいぶんと変わってきました。 また、や…
11月1日から特定国からの入国者を対象に隔離を実質免除する(到着時のPCR検査結果待ちで1泊は指定ホテルに宿泊する必要がある)予定のタイ。久しぶりの渡航が待ち遠しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。 外国人観光客を失い、主要産業である観光業お…
日本で暮らしていると意識することがほとんどないものの一つが「国境」の概念じゃないでしょうか(領土問題はありますけどね)。大陸に渡ると、国境が未だ画定してない場所がある、ということに新鮮な驚きを感じてしまったりします。 今日はカンボジアとベト…
タイは、特別なスキームなどを組まないと外国人が土地を保有することが難しい国だという認識ですが、タイ人の不動産屋と話をしていた時に、一定の条件化で外国人の不動産所有制限が緩和されるかもしれないとの話を聞きました。 マレーシアでMM2Hが改悪方向に…
アジア開発銀行(ADB)は、四半期毎にAsia Development Outlookをアップデートして公表しています。2021年9月22日に2021年及び2022年の見通しに関する最新版が公表され、僕が普段チェックしている各国の現地新聞でも取り上げられていました。 4月に公表され…
カンボジアは現在、入国後14日間のホテルでの隔離が全入国者に対して義務付けられています。実際はどうかはともかく、2021年2月に隔離ホテルを賄賂を使って抜け出した中国人が国内感染を広めた(それまではなかった)ことがロックダウンに至る事態を引き起こ…
足下、近隣諸国と比べても遥かに厳しい統制を行いながら新型コロナ抑制に取り組んでいるベトナム。ピークアウトはしてきたように見えますし、ワクチン接種者を中心に行動制限を緩め始める方針を打ち出しています。肝心のワクチン接種は、当初完全に新型コロ…
中国の巨大デベロッパー中国恒大の経営不安に関するニュースが、先月頃から目立つようになってきています。日本のメディアでも登場回数が急に増えました。 これまで中国の海外投資、特に東南アジア向けの投資には関心を持っていましたが、個別企業の動きには…
マレーシアの金融専門媒体であるThe Edgeで日本のJ-REITに関する記事を見かけましたので、これをきっかけにして東南アジアのREIT市場についておさらいしておきたいと思います。 www.theedgemarkets.com
新型コロナによるパンデミックで人の移動が制限されるようになって1年以上が経過しています。その裏側では、技術進歩に支えられたデジタルトランスフォーメーションが様々な産業分野で加速し、事業の成否に大きな影響を与え始めています。 今日は、アジアパ…
僕はあまり映画を観ないのですが、アカデミー賞の話題くらいは興味があったりします。まあ受賞した映画すら観てないわけですが(汗) 東南アジアのニュースを眺めていると、カンボジアから次のアカデミー賞に立候補する作品のタイトル「White Building」が気…
7月12日のロックダウン以降、厳しい状況が続いていたタイですが、9月1日からはレストランなども一定条件下での再開が認められ、一日の新規感染者数もピーク時の6割から7割程度と峠を越えた感があります(一日当たりの死者数はまだ予断を許さないように見えま…
アンジェリーナ・ジョリーは勿論ハリウッド女優として超有名人ですが、特に子供に関する慈善活動・人権活動への取り組みでも有名です。 きっかけとなったのはカンボジアでロケが行われた映画「トゥームレイダー」で、その後カンボジア人の男の子を養子に迎え…
普段僕は、日本人の目から見て不動産投資のしやすそうな東南アジア諸国のニュースを中心に追っかけています。具体的には、マレーシア・タイ・カンボジア・ベトナムですね。その他の国も拾いますが、この4つの国に比べると少し落ちる感じです。 それでも時々…
新型コロナの影響で発効が延期されていたカンボジアにおける不動産等の譲渡益課税ですが、カンボジア政府は2022年1月から以前のアナウンス通りに導入を予定しているようです。 今日は、譲渡益課税導入の記事を読みながら、以前に発表のあった課税の内容を見…
新型コロナの影響で在宅勤務時間が増え、通勤のための移動時間がなくなったために、色々なレポートを集中して読める時間が増えました。 今日は、8月24日に発表されたアジア開発銀行(ADB)の最新地域経済レポートを読んでいきます。元記事はカンボジアの媒体…
最近プロップテックの分野で注目しているのが3D印刷技術を使った住宅です。現時点では大きさや階数などに技術的な制限はありますが、東南アジアやアフリカ大陸諸国など、まだまだ貧困層が多く良質な住宅供給が限られている地域においては、爆発的な可能性を…
8月23日の日経新聞で「国際平和研究所」(IEP)という機関が発行しているレポートの存在を知りました。日経新聞がこのタイミングで取り上げたのは、やはりアフガニスタン問題の影響でしょうか。 これまで、腐敗度ランキングとかは目にしたことがありましたが…
国内であるか海外であるかに関わらず、不動産投資を行う際に重要な検討事項として「賃貸できるのか(テナントが入るのか)」という点があります。現地に住んでいない海外不動産投資の場合、この点の検討がなかなか難しく、いくらメインは転売による売却益を…
マレーシアの不動産投資ブームを牽引した要因の一つとして、MM2Hと呼ばれる長期滞在ビザの取得が容易であったことが挙げられます。インターナショナルスクールに子供を通わせる為に移住を考えるような人たちにとっては特に魅力的でした。実際、日本人向けの…
7月12日から始まったロックダウンの8月31日までの延長を決めたタイ。政府は同日、2021年の経済成長見通しについても、今年3度目となる下方修正を発表しており、明るい兆しが見えにくい状況になっています。唯一、バンコクにおける陽性率が下がり始めている…